本日は、Xヨットの過去の逸品をご紹介します。
伝説に残るIMX 38をご存じですか?性能重視であるにもかかわらず、単なるレーシングヨットではないセイルボートを、X-Yachts社は開発しました。家族で快適にクルーズするために必要な設備がすべて揃っている、マルチなラグジュアリーレーシングヨットでした。
![IMX 38](https://static.wixstatic.com/media/809710_ed3769c2baf5414990241d0e4cdd4c6a~mv2.jpg/v1/fill/w_640,h_335,al_c,q_80,enc_auto/809710_ed3769c2baf5414990241d0e4cdd4c6a~mv2.jpg)
もともと、X-382は、モールドが発表されるやいなや、その印象的な外観で注目を集めました。IMS国際ハンディキャップ・ルールのもとで良いパフォーマンスを発揮するために最適化された新しいタイプのレーサー/クルーザー、IMX 38の誕生でした。
X-382をオフショア仕様のOne Design IMX 38に変身させるため、フリーボードを10cm下げ、コックピットとインテリアレイアウトの両方を再設計するなど、パフォーマンスを高めるための大幅な改良が行われました。 ティラーを装備する多くのレーシングヨットとは異なたった約10kg重いにもかかわらず、幅広いセイラーにアピールすることができたのです。
![IMX 38](https://static.wixstatic.com/media/809710_790e89daa5fe425a810e4c8e2cc124ab~mv2.jpg/v1/fill/w_640,h_336,al_c,q_80,enc_auto/809710_790e89daa5fe425a810e4c8e2cc124ab~mv2.jpg)
IMX 38は、37.6m²という比較的大きなメインセイルと、マストヘッド・コンフィギュレーションによく採用される小さめのヘッドセイルを組み合わせた、3スプレッダー・マストヘッド・リグでした。 軽風のコンディションでは、51.4m²の150%ジェノアが必要なスピードが出せました。マスト自体は、初心者からベテランレーサーまで対応できるようIMX 38のために特別に設計され、強度、軽さ、柔軟性の理想的なバランスを実現していました。
IMX 38の全盛期には、イギリス、オランダ、ドイツ、スイス、ギリシャ、イタリアで活気あるクラスを維持し、国際的なセーリングサーキットにおける人気と競争力を証明したのでした。
![IMX 38](https://static.wixstatic.com/media/809710_701114c59d7640deabce367f277d2137~mv2.jpg/v1/fill/w_640,h_335,al_c,q_80,enc_auto/809710_701114c59d7640deabce367f277d2137~mv2.jpg)
製造年 1992 - 2000
建造数: 92
全長: 11.41 m
メインセール: 37,61 m²
ジェヌア 51,48 m²
スピネーカー 114,31 m²
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