デュッセルドルフのBOOTに展示されたXc 47には電気推進システムが搭載されていました。その画期的な取り組みが多くのビジターの関心を集めていました。
電気推進システムは、セイラーにとって新たな可能性を広げるものであり、搭載モデル数は今後急速に加速していくでしょう。
X-Yachtsはフィンランドの大手メーカーOceanvolt社とパートナー関係にあります。リチウムバッテリー・バンクを動力源とする非常に静かな電気エンジンで、航続距離は25kmです。11kwのディーゼル発電機と組み合わせることで、航続距離は最大600nmまでになります。
大容量のリチウム推進バッテリーバンクは、エアコン、電気オーブン/IHハブ、食器洗い機、洗濯機など、すべてのAC設備に電力を供給することもできます。さらに良いことに、オーナーがセイルを上げれば、水中でのボートの動きですべてのシステムを動かし、充電できます。
3年前にX4⁹で初めて電気推進を導入してました。その時の、X49のテスト航行の様子はこちらのYouTubeから。
エンマリンはX-Yachtsの日本代理店です。