NEXT FOCUS: XR 41 Sport Mode
- ENMARINE
- 9月10日
- 読了時間: 3分
― レース艇からスポーティークルーザーへ ―

X-Yachts の最新モデル XR 41 は、「Race モード」と「Sport モード」の2つの顔を持つデュアルパーパス・ヨットです。今回ご紹介する Sport モードは、レース仕様の高性能をそのままに、ショートハンドやファミリーセーリングに最適化したバージョン。スピードと快適性を両立し、「レースのDNAを持つスポーティークルーザー」という新しい選択肢を提示します。
Sport Mode の魅力
直感的で扱いやすいセーリングピンヘッドメイン+シングルバックステイにより、セイルトリムがシンプル。小人数やソロセーリングでも安心して扱えます。
マリーナやアンカリングも快適バウスプリットは Race モードより約1m短く、取り回しがしやすい設計。
安定感を高めるキールバラスト
オプションで +455kg の追加バラストを搭載可能。「レール上にクルーが7人増えた感覚」と例えられるほど安定性が増し、ヒールが抑えられ、クルージング時やショートハンドセーリングで大きな安心感をもたらします。
快適なモジュラー式インテリア
フル装備のクルージング仕様:ギャレー、ヘッド、ロッカー、クッション付きバース、リモコン式アンカー、暖房、温水システムなど。
30分で着脱可能なモジュール構造:工具不要で2人いれば Race 仕様へチェンジ可能。
最新装備:ギンバル式IHクックトップ(電気調理)、オプションでエアフライヤーまで!
高性能を支える船体と構造
ハル形状:ビーム 4.18m、ドラフト 2.40m、軽排水量 約7,150kg、標準バラスト 2,650kg。
建造方法:発泡コアを用いた真空注入+後硬化エポキシ、E-ガラス+カーボン補強。強度と軽量性のバランスを最適化。
スタン形状:V型の船尾と最小限のロッカー。ヒール時には濡れ面積を減らし、アップウィンドは鋭く、ダウンウィンドでは滑るような加速感を実現。
デッキレイアウト & 操船性
油圧式セイルコントロールで、メインやジブを両舷から指先操作可能。シングルハンドセーリングにも対応。
アシンメトリックセイルを長尺バウスプリットで展開可能。プレーニング性能も十分。
テクノロジーとシステム
Garmin/EmpirBus デジタルスイッチングで電装系を一元管理。
リチウムバッテリーシステムで軽量化と効率化を実現。
可変バラストキール:内部キャビティにより、レース時は軽量化、クルージング時は安定性を強化。

XR 41 Sport Mode のポジション
レース艇の走りを維持しつつ、ショートハンドやファミリーに最適化
高度な構造と最新システムで軽さと強度を両立
モジュラー式インテリアにより、“30分でレース艇 ⇄ クルーザーに変身”
XR 41 Sport Mode は、「速さ」と「快適性」を両立する、次世代のパフォーマンスクルーザーです。
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