XR 41が世界制覇！X-Yachts、18か月前の野心を現実に

18か月前、X-Yachtsは大胆な目標を掲げました。それは「ORC世界選手権で勝てるヨットを設計・建造する」こと。今、そのビジョンが現実となりました。

2025年8月16日、エストニア・タリンで開催されたGarmin ORC世界選手権 Class Bにおいて、XR 41「FORMULA X」（スキッパー：Jesper Radich）が圧倒的な強さで優勝を飾りました。大会では全8レース中、成績は1、1、1、2、3、2、1という驚異的な内容で、最終戦を待たずしてタイトルを手中に収めました。

さらに、XR 41はこの1艇だけではありません。「DIXI 5」（スキッパー：Erik Stannow）が2位に、「EXCITER」（スキッパー：Jens Kuphal）が4位に入り、22艇中3艇がトップ4に名を連ねるという圧巻のパフォーマンスを見せました 。

この成果には、単にレースチームの腕前だけでは説明がつきません。CEO Kræn B. Nielsen氏は「18か月前に打ち立てた夢を、見事に実現した」と語り、デザインチームや製造スタッフ、全社員一人ひとりの努力があってこその勝利であると振り返っています 。

ちょこっと裏話と今後の展望：

• 今シーズン、XR 41「FORMULA X」は欧州5大会を全勝という驚異的な勢いで挑戦をスタート。MaiOR、Fyn Rundt、Kiel Wocheなどのレガッタで連勝を飾り、万全の仕上がりで世界選手権に臨みました 。

• Tallinnでは、初日からXR 41がクリーンなポディウム独占を果たし、序盤から世界のライバルに「これは強い」という印象を刻みつけました。

X-Yachts フォーミュラX Racingチームの戦いを追ったドキュメンタリーシリーズが近日公開予定。撮影スタッフが密着し、歓喜の瞬間から艤装やチームの緻密な準備に至るまで、裏側に迫った映像が楽しみです。

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